風俗のお仕事では、お客から指名が入るまで待機所という所で過ごすことになります。
デリヘル(デリバリーヘルス)の場合、店舗を持たない無店舗型の風俗店になるのでお店によって待機の形態が色々ありますが、大きく分けると個室待機と集団待機に分けられます。
それぞれのメリットデメリットについて解説していきますので、お店を選ぶ際の参考にしてもらえれば幸いです。
「個室待機」
まず最近多くなってきているのが個室待機です。
個室待機と言っても完全に個室というわけではなく、待機所となっている部屋をパーテーションなどで一人用に区切ったつくりになっています。漫喫のようにブース中は座椅子やマッサージチェア、テレビやマンガなどが用意され、女の子を飽きなせないように工夫されています。
※完全な個室になっているお店もあります。都内よりも郊外や地方が多いです。
メリット
・他の女の子とあまり会わない
・プライバシーが守られる
・周りを気にせずいられるので楽
・トラブルに巻き込まれない
デメリット
・ずっと一人で寂しい
・相談相手がいない
最大のメリットはプライバシーがしっかり確保できることです。
やはり他人の目があると落ち着けない安心できないという人は多いですからね。
それから無駄に気をつかう必要もないですし、他のキャストとのトラブルにも巻き込まれにくいというメリットも大きいと思います。
「集団待機」
次は集団待機ですが、個室待機とは真逆で部屋を一切区切らず一つの部屋の中にみんなで待機する形態です。
メリット
・お仕事の悩みを共有できる
・友達ができる
・他のお店の情報が分かる
デメリット
・気をつかう
・お仕事が入った、入らないが露骨に分かってしまう
・人間関係のトラブルが起こりやすい
・盗難の危険
メリットとして他の女の子と交流できるというところあります。
これは人によってはメリットにもなるしデメリットになるかもしれませんね。
ただ、お仕事の愚痴を言ったり悩みを相談できる人ができることはメンタルを保つ為にとても大切なことです。
風俗のお仕事をしている人は周囲に隠している人が大半ですが、そういった人はお仕事の悩みを相談できる人が限られています。そのせいでストレスが溜まりやすく、メンタルを保つことができずに辞めてしまう人が多いです。
風俗のお仕事ならではの悩みを相談できる存在がいるとういうのは働く上でとても心強いです。
その反面、他の女の子と交流することはデメリットにもなってしまいます。
それはトラブルが起こりやすいことです。
些細な事から言い争いになりトラブルに発展してしまうケースが多いです。
また、集団待機だと嫉妬や妬みなどのネガティブな感情が生まれやすいです。
それは、お仕事が入ったかどうかが明確に分かってしまうからです。
お仕事が入らなければ当然稼げませんし、ずっと待機所にいると惨めな気分になってきてしまいます。そんな思いから他の女の子に対して嫌がらする人がたまにいるのです。
物を取られたり、SNSや掲示板等で叩かれたり、ひどい場合は個人情報を晒されたりなんてこともあります。
集団待機には、他の女の子と接する分デメリットが多くあげられます。
番外編として、お店待機ではない店外待機の形態もあります。
「漫喫待機」
お店の近くの漫喫等で待機する形態をいいます。
漫喫代を負担してくれるお店もありますが、だいたいは個人負担となるところが多いです。
「自宅待機」
文字通り自宅で待機する形態になります。
高級デリヘルと呼ばれる高額な料金のお店で採用されていることが多いです。
また、本指名の多い人気嬢などが優遇され自宅待機になるケースもあります。
今回、デリヘルの待機について書いてきましたが、最近はトラブルの少ない個室待機が主流になってきた言えます。
女の子自体も個室待機を求めている子が多く、お店を選ぶ基準の一つにもなってきていますね。
勿論、集団待機にもメリットもあるのでどちらがいいというよりも、その人の相性だと思います。
いずれにしても自分にあった待機のお店であれば、気持ちよく働くことができ、結果稼ぎにも繋がると思いますので、これからお店を探そうとしている方は参考にしてみてください。