okane

こんにちは! 風ハロです。

風俗店のお給料の支払いは、ほとんどが全額働いた当日にもらえるのですが

中には一部日払いで、翌月の○○日に残額をお支払いします
というお店も存在します。

全額日払いのお店であっても罰金制度によって
お給料がマイナスになり逆に支払うことになった・・・
なんてこともあるようです。

お給料が支払われない理由はお店によって様々ですが
・経営状態がよくない
・罰金で引かれて給料がマイナスになった
・クビにするための嫌がらせ
などがあるようです。

主な罰金制度としては、欠勤したら〇〇円遅刻したら〇〇円などがあります
キャバクラなどの業界では常識となっていますが、風俗業界にも
お店によっては存在します。

この時に風ハロがよく相談を受けるのが
「法律上罰金制度はいいのですか?」
というものです

結論から言うと、グレーです。

労働基準法では
違約金を事前に定めてはいけない(労働基準法16条)
というものがあります。

ただし、実際に欠勤、遅刻したことによりお店に損害を与えた場合は
損害賠償請求をされることはあります。
しかし、原則的にお給料からの天引きはできないことになっています。
(労働基準法24条)

罰金に近い制度として、減給処分というのがありますが
これも原則として就業規則が整備されていることが条件となります。
さらに、減給できる金額にも制限が有ります。

ここでひとつ考えなければいけないのは
女の子は労働者か? 個人事業主か?ということです。

労働者であれば、上記で話した労働基準法が関係してくるのですが
個人事業主として認定された場合は、労働基準法の範囲外となってきます。
これを確認する手段としては
お店に確認する、契約書を作ってもらうなどがあります。

裁判でも、キャバクラ、ホスト、風俗嬢が
労働者なのかそうではないのかというのがよく争点になります

風ハロの個人的な見解としては
キャバ嬢、ホストは労働者性が強いと言えます。
風俗嬢は労働者性が弱いと考えます。

風俗嬢は保証が出ないお店では、仕事をしなければお給料がもらえません
キャバ嬢やホストは、出勤さえすれば最低限お給料をもらえます。

さて本題に戻りますが
働いたのに、お給料がもらえないときはまずは
お店に理由を聞きましょう

それでも納得できない場合は、弁護士に相談するのが有効だと考えます。

ただし、ボランティアで請け負ってくれる弁護士さんは
いないと思います。
裁判で勝ってお給料をもらったけど、弁護士費用の方が高くついた・・・
なんてことになったら 本末転倒ですよね

費用を抑えるには
自分で勉強をしてお店と交渉する
労働基準監督署に相談する
労働組合を結成する
労働組合に加入する
風ハロに相談する

などが有ります
どれも簡単なものではないですが
行動することによって今後、悪いお店に引っかかる確率も減るでしょう。
※最後のやつは簡単ですね

OLさんよりも短時間でお金を稼ぐために風俗というお仕事をしているのに
お給料をもらえなければ、やってる意味がなくなってしまいますよね

ただし、ここで一つ注意点が有ります
無断退店即日退店どは、お店に損害を与えたとして
あとあとトラブルになることがあります。
法律に従い、最低でも2週間より前には退店の意思をお店に告げたうえで
辞めることをオススメします。

よくあるのは、お店側が退店の意思を聞いていない というものですが
メールや書面、ボイスレコーダーなどでやり取りの証拠を残しておきましょう
明日から来なくていいよと言われた場合も
すんなり帰るよりも、その旨を記録しておく方が後々トラブルに
なりにくいと思います。

この手の問題は、言った言わないの水掛け論になることが多く
少しでも証拠を残しておけば、有利に物事を進めることができます。

この業界で働く人の事情は様々だと思いますが
給料についての法律知識は持っておいて損はありません
給料システムをあまり説明せずに働かせたり
女の子に不利なことを言わないお店があるのも事実です。

風ハロでは、安心して働けるお店の情報のみ提供しております。
不透明な業界ではありますが
少しでも安心できるお店選びをしたいなら
ご相談お待ちしてますね!